1「ねぎらい」とは「当り前に感謝すること」です

私たちは、店が決まった時間に、いつも通りオープンできることを、
「当り前」のことだと思っていません。

きっと、休みも返上して出勤してくれている店長や、スタッフがいること、
毎晩夜遅くまで残業が続いているメンバーがいることを知っているからです。

私たちは、「今日も当たり前のようにお店をオープンさせてくれた」店長や、店スタッフに、
心からの感謝とねぎらいの気持ちを持って、関わります。

*参考図書:幸せな売場のつくり方/商業界
幸せな売場のつくり方/商業界

2 店長の想いや考えを「質問」によって引き出し、
「自立型店長」を育成します

私たちは、「自ら考え、自ら行動できる自立型の店長」の育成を目指します。

そのためには、「店長自らが考える習慣をつけること」、
それを可能にするのは、「良質な質問」です。

店長が考えることを止めてしまうのは、「なぜ、売れないんだ!」「誰が悪いんだ!」といった、
「原因」や「犯人探し」をするような「尋問」に晒されてしまうからです。

「叱られるなら、言われたことだけやっておけばいいや」と、自らの行動にブレーキをかけてしまうのです。

私たちは、「売れない理由」ではなく、「どうすれば売れるのか?」、
その「解決方法」を「質問」によって引き出し、
行動を支援することで、一人でも多くの「自立型店長」を育てることを目指しています。

*参考図書:悩める店長へ!!元気を贈る39の質問/繊研新聞社
悩める店長へ!!元気を贈る39の質問 /繊研新聞社

3「ねぎらい」を日々のコミュニケーションのベースにし、
「人が辞めない風土づくり&仕組みづくり」に貢献します

「ねぎらい」とは、「無条件の承認」とも言えます。

成果が出たときには、「褒め」られるでしょうが、成果が出ようが出まいが、存在に感謝し、
「今日も共に同じ店で働いてくれること」への労わり気持ち、それをきちんと言葉で伝えていくこと―。

その重要性を伝え、スタッフ一人一人が、「自分はこの店に必要な人間であることを実感できる」、
雰囲気づくり、風土づくりを目指します。

販売の現場は、今後ますます、厳しい労働環境になっていくことが予想されます。
従来のやり方では、もはや店長や、販売スタッフを店に留めておくことさえ、非常に困難になっていくでしょう。
今こそ、「人が辞めない風土づくり&仕組みづくり」に着手し、
御社の最も重要な経営戦略として育てていかれますことを、強く願います。

今日も、現場の最前線で奮闘されている、店長、販売スタッフのみなさんのためにも。