売場の問題解決は、着眼大局、着手小局。

ショップリサーチコンサルタントの都築志摩です。

 

売場で……。こんなことありませんか?

 

フェアやセールがうまくいかない。対象商品の並べ方やレイアウトを何度変更しても動きがない。

スタッフはフェアのコーナーの前に陣取って一生懸命に呼び込みしているが、全くお客さまの反応がない。

 

一生懸命にやっているのに、成果が出ない。これはツライです。

 

こんな時どうすればいいのか? ぴったりの言葉があります。

 

「着眼大局、着手小局」

 

なんだかカタいですね。会社員時代の上司に教わった言葉です。

 

元々は、囲碁の世界で、勝つための戦法を説いた言葉だそうです。(局とは、対局の局なんですね。)

 

着眼大局、着手小局という言葉を、うまく説明していただいているブログ記事がありましたので、転載させていただきます。

 

物事を大きな視点から見て、小さなことから実践するという意味です。

着眼大局とは、物事を全体的に大きくとらえること。また、広く物事を見て、その要点や本質を見抜くこと

着手小局とは、細かなところに目を配り、具体的な作業を実践をすること

まずは、全体を眺め、大きな方向性を定めて、そこから具体的な行動に落とし込み実践していく。

このように柔軟に、全体と部分、目的と手段について考えることは、仕事の場面はもちろん、それ以外のいろいろな目標達成や問題解決の場面でも有用なものかと思います。(出典はコチラ

 

何か問題が起こったとき、目の前のことについ没頭してしまいがちになります。

ですが、このような場合でも、まず大きく俯瞰して全体を見ます。

自分が一歩引いて、俯瞰して見ることで、自分がどっぷり浸かっていた時にはわからなかった問題点が見えてきます。

 

先ほどあげた例について、店長さんの視点で「着眼大局、着手小局」で見てみましょう。

 

売場を一歩引いて見てみます。行動としては、一旦売場から出て、通路から眺めてみるといいですね。

 

フェアのコーナーが単品集積ばかりで、コーディネートの仕方がわかりにくくなっていませんか?

フェアの対象外のコーナーで、お客さまが集まっているところはありませんか?

スタッフの呼び込みの声、イラついて聞こえませんか?

 

 

お店全体が、お客さまにとって魅力的な売場になっていますか?

 

「フェアを成功させなければいけない!」その想いは十分わかります。でも、他にも商品はありますし、それ以外のモノを求めているお客さまがいらっしゃいます。

 

「フェア」は、あくまでもお客さまをお店に呼び込むきっかけの一つと捉えてみましょう。

 

まず、どこから手をつけたらいいでしょうか?

 

例えば。たった一言、店長さんが呼び込みしているスタッフに声をかけるだけで、解決できることがありますよね。

 

 

「元気な声で呼び込みありがとう。今度は、前を通られるお客さまひとりひとりに話しかけるように、声かけしてみてくれないかな。」

 

売場全体を見た上で、ほんの小さなひとことで、スタッフに気づきをうながし、あるべき販売スタイルに戻すことができます。こんな一声をかけてあげるのは、店長さんの大切な役割ですよね。

 

活気ある魅力的な売場にするために、小さなことから始めてみませんか?