お客さまは、こんなショップブログを読みたい!

ショップリサーチコンサルタントの都築志摩です。

 

最近は、SNSで積極的に情報発信をしているショップが増えましたね。

 

Facebookページは、その性質上、会社単位でのアカウントが多いのではないかと思いますが、TwitterやInstagramで発信されるリアルな店情報は、見る側にとっては役に立ちますし、楽しいものです。

 

ショップブログをやっているお店も多いのではないでしょうか。

 

文章と写真を使ってたくさんの情報を見せることができて、しかも、情報を蓄積することができるのがブログの強みです。

 

よく見かけるショップブログは、アパレル系でしたら新商品やコーディネートの紹介、飲食系でしたら新メニューやサービスの紹介ですよね。

 

ところが、これらの記事はマンネリ化しやすいという欠点があります。対象商品が変わっても、見せ方が同じになりやすいので、見た目に変化があるように感じられないのです。

 

「毎回同じようなことを書かなければならない」となると、書く側はあまり楽しくないのではないのでは?と思います。書き手が楽しんでいない記事を、読者が面白がるかといえば、それはないでしょう。

 

ところが、他にお店の情報と言われても、何を書いたらいいのかと迷ってしまい、なかなか筆が進まず……。

 

「まずは更新!」「毎日書くのを習慣に!」と、会社から叱咤激励されて何とかやっているという店舗もあるのではないかと思います。

 

 

そもそも、ショップブログは何のために書くのでしょうか?

 

大きく2つの目的があるのではないかと思います。

 

1.顧客のお客さまに、新しい情報をいち早くお届けして、再来店を促す。

2.まだ店に来ていただいていない未来のお客さまに、店のことを知ってもらう。

 

あなたのお店は、どちらを意識して書いていますか?

 

もし、1であれば、新商品やコーディネートの紹介がメインで大丈夫です。読み手のお客さまは、そもそもあなたのお店に興味があるのですから、気になった商品情報をブログでチェックしたら、すぐに行動に移してくださることでしょう。

 

でも、それでいいのでしょうか?

 

まだお店に来たことがないお客さまにもお店の情報を届けることができる手段、それがショップブログの大きな役割ではありませんか?

 

お店のことをよく知らない人が、商品の紹介ばかりの記事を読んだらどう思うでしょうか?

 

また、よくあるのが、セール期間になると、やたら割引やお値打ち品の告知記事が増えるブログです。

 

お客さまは、そんなブログをおもしろいと思ってくれるでしょうか?

 

なかなか難しいと言わざるを得ませんね。

 

例えて言うなら、お店に初めて来店されたお客さまに、次から次へと商品をお見せして、値段を連呼しても、買うかどうか決めていないお客さまは「買ってください!」のプレッシャーを感じるだけです。あまり気分のいいものではありません。

 

商品の紹介をする前に、お客さまと会話をして、お客さまのニーズを引き出す必要がありますよね。

 

ショップブログも同じです。

 

もし、新しいお客さまを獲得したい!という目的でショップブログを活用したいのであれば、自分の店のどこにお客さまは魅力を感じるのか、お客さまは何を求めて来店されるのか、まずしっかりとリサーチしてみることが重要です。

 

お客さまが興味を持つのは、案外商品の話ではないと思いますよ。それこそ「名物ショップスタッフ」みたいな方がいらっしゃるのであれば、その方にスポットを当てて記事を書くというのはどうでしょうか?

 

「この人に会いたい!」とお店を訪れてくれるようなお客さまが現れたら、大成功ではありませんか?

 

顧客づくりはお店のファンづくり、お店のファンをつくるのは、一人ひとりのスタッフのチカラです。