販売員のおしゃべりが止まらない!のには、理由がある

ショップリサーチコンサルタントの都築志摩です。

 

覆面調査で、販売員の第一印象を評価する時、残念ながら評点を低くせざるを得ないのは、「お客さまに気づかない販売員」ですが、「販売員同士でおしゃべりに夢中で、お客さまに気づかない」なんてのは、さらに評価を低くせざるを得ません。

 

さて、なぜ、販売員はおしゃべりに夢中になってしまうのでしょうか。

 

販売員の言い分は、おそらくコレです。

 

「暇だから」

「お客さまが来ないから」

 

これ以上でも、これ以下でもありません。

 

館の立地や時間帯によって、店舗にお客さまがいらっしゃらないという瞬間があることは、承知しています。

 

なので、「お客さまが来ない」状況は、あり得るので、致し方ないといえます。

 

ただ、「お客さまが来ない=暇」なのかと言えば、そうとは限りませんよね。

 

お客さまがいらっしゃらない時間は、準備の時間です。

 

お客さまがいらっしゃったら、何と声をかけたらいいか。

お客さまが興味を持ちそうな商品は魅力的に見えているか。

書類の整理など、溜まっている雑用はないか。

 

最高の状態でお客さまをお迎えできるように、あらゆる場合を想定して、シミュレーションをします。

 

成果を出すために、大切な行動です。

 


写真出典:Freepik

 

しかしながら、大変残念なことによくあるのが、店長がこのようなシミュレーションをひとりでやってしまい、スタッフと情報共有していないということです。

 

スタッフはこんな風におしゃべりします。

 

店長、なんかバタバタしてるけど、何だろう。

お客さま来ないし、暇だね〜。

 

売場の光景、目に見えていますよね。

 

店長さんにお願いがあります。

 

お客さまに来てもらうために、何をどうしていきたいのか、スタッフと想いを共有してください。そして、スタッフからのアイディア出しを求めてください。

 

スタッフからは、最初は「わかりません」とか、「なんでそんなことを私たちが考えるのか」といった反応があるかもしれません。

 

でも、スタッフの誰しも、お客さまが全然来ない店でただおしゃべりすることよりも、お客さまで賑わうお店で働きたいはずです。

 

店長さん、「お客さまで賑わうお店にしたい! そのために、自分にできることはないか」ひとりひとりが考えて行動するように、働きかけてみてもらえないでしょうか。

 

「売上」は、あらゆるお店の問題を解決に導く特効薬です。

 

「おしゃべり」好きのスタッフを味方につけて、強いチームをつくり、お客さまに喜ばれる店づくりのために取り組みましょう。その先に売上がついてきます。