この店で働こう!応募者に刺さる些細なメリット

ショップリサーチコンサルタントの都築志摩です。

 

ちらほらと、入社式のニュースが聞こえてくる季節になりました。

 

春から新しい環境で働きたい!と、今、真剣に仕事を探している人も多いことでしょう。

 

ショップの店長やマネージャーをしていると、「スタッフ募集&採用&教育」の仕事に追われる、となってしまう時期があるものです。

 

接客販売や売場づくりは、他のスタッフに任せることができても、人の面だけは上に立つ立場の人が責任をもつべき仕事ですので、安易に任せるワケにはいきません。

 

さて、店長やマネージャーが「こんな人に来てほしい」と、ほしい人材をあれこれイメージしている頃、応募者の方は何を考えているでしょうか。

 

アパレルで働くことやショップでの仕事に憧れを持っていて、シュミレーションもバッチリ、という方ならいいのですが、そこまでリアルに自分が働く姿がイメージできていない人もいるものです。

 

そういう方にあなたのお店に興味を持っていただいて、「応募してみよう」と思っていただくのに、他の店と同じような見せ方をしていたら、あなたのお店は埋もれてしまいます。

 

時給は相場があるから、なかなか変えられませんよね。だったら、何でアピールすればいいのでしょうか?

 

案外、見落としがちなことがあります。

 

それは、時給以外の条件で、応募者が気にしていることをきちんと明示してあげること。

 

例えば、こんな感じです。

 

・スタッフ割引制度→アルバイトの方でも、お店の商品どれでも○○%OFFで買えます。働きながら、おしゃれにも磨きをかけましょう。(飲食店の場合「まかない付き」等)

・入社前研修→どこでも見られるわかりやすい動画マニュアルと、先輩スタッフが優しくトレーニングがするので、初めての方でも安心!販売力が身につきます。

・マイカー通勤OK→通勤しやすいお店で働きませんか?自宅から車でラクラク通勤。駐車場完備です。(他、ガソリン代支給、駐車場代負担あり、等)

 

 

例えば「通勤が楽」というのは、採用側は見落としがちですが、案外、応募者に刺さるポイントではないかと思います。

 

わたしの場合ですが、地方のショッピングセンターの店長だった頃、なかなか人が集まらなくて困ったことがありました。

 

田舎だったので、車でないと通いにくいところだったのですが、求人誌を見ていたところ、「車通勤OK」という記載をしている店舗が少ないことに気づきました。

 

場所柄、従業員もお客さまも車で来るのが当たり前だったので「車持ってる人しか来ない」と思い込んでいて、わざわざ書くほどのことではないと思っていたのかもしれません。

 

しかし、車で20〜30分程度まで通勤可能エリアとして考えると、普段、このショッピングセンターに来ていない人も十分勤務対象者になるのです。

 

わたしは、早速「車通勤OK」の一文を入れて募集広告を出しました。

 

狙いはズバリ的中!  「車通勤できるアパレルショップで働きたい」という方が応募してくれて、無事採用できました。

 

時給以外の条件、応募者の方が重視しているポイントで、あなたのお店が何か提供できるメリットはありませんか ?

 

フラットな目で見直してみましょう。(今、働いているスタッフに「どうしてウチに応募したの?」と聞いてみるのもいいですね。)