自分のお店のバイオリズム、知ってますか?

ショップリサーチコンサルタントの都築志摩です。

 

バイオリズムというものがありますよね。

 

バイオリズムとは、一定の周期を持って、身体や気持ちの状態が変化することです。

 

パワー全開、忙しくても疲れを感じない「バイオリズムの山」と言える時期があるものですが、反面「バイオリズムの谷間」にある時は、体調が崩れやすくなったり、メンタル面で不調になったり。誰しもあることですよね。

 

これと同じようなことは、お店にもあるのではないでしょうか。

 

例えば、全社で決まっている販促スケジュールに沿って、フェアやイベントを仕掛けたのに、他の店に比べてなぜか成果が出ないとか。そういう時は「お店がバイオリズムの谷にはまっている」と言えるかもしれません。

 

わたしの経験則上、いくら「売れている」お店であっても、成果を出すのに苦労する時期はありますし、その反対で「売れていない」お店であっても、仕掛けがうまくハマってお客さまを呼び込める時期はあります。

 

自分の店にとって「バイオリズムの山と谷はいつなのか」ということを予測して、必要な手を打つことができるかどうかが、成果を上げられるかどうかの分かれ目ではないでしょうか。

 

例えば、企業城下町や大規模団地の近くにあるお店であれば、ゴールデンウイークやお盆時期は「人口流出時期」になります。お客さまの来店が減る時期なので、この時期にイベントを打っても効果は上がりにくいでしょう。

 

反面、車でないと行きにくいような地方のショッピングセンター内の店舗であれば、夏休みやお正月は「人口流入時期」ではありませんか。三世代でのご来店も見込めますので、ご家族連れを狙ったイベントは当たりやすいでしょう。

 

もし、今、本部発信の全社一律な販促スケジュールであなたのお店の固有の事情に対応しきれていないのであれば、お店の立地している地域で、1年間の地域の状況(特に人の流れ)がどのようになっているのか、調べてみてはいかがでしょうか。

 

 

特に地域性の強い小商圏の店舗では、年間の「バイオリズムの山と谷」がわかりやすいのではないかと思います。

 

現場にいないとつかめないような個店の事情を本部に伝えて、店独自の販促プランを実現するように仕掛けることも、店長の重要な仕事です。

 

今日明日の売上も、もちろん大切ですが、お店の運営には中長期的な視点も必要です。

 

日頃から「どんなお店にしていきたいのか」を考えて先を見越した行動をすることも、意識してみてはいかがでしょうか。